パパ活男性が気づかずに女性を傷つけていること
女性からのパパ活に関する悩みの相談を受けると、男性からの強制的な要求や女性への配慮が欠けているという問題がよくあります。
パパ活女子はお手当をもらうことである程度のことは我慢しますが、許容範囲を超えるとストレスを感じて結果的にパパ活から離れてしまいます。
今回は、男性が気を使わないと思っていることが、実は女性を傷つけているかもしれないということを話しますので、ご自身がそれに当てはまるかどうかを考えてみてください。
お手当の出し渋り
多くのパパ活男性が、「私はまだ若くてモテモテで、イケイケです!」と勘違いしていることが多いです。
もしそう思っているなら、クラブやバーでナンパしたり合コンなどで彼女を作ってください。
それができないのですよね?
パパ活アプリを使用する場合、女性ユーザーはお手当を期待しています。
プロフィールや女性とのやり取りで、「私は心の繋がりを大事にしているのでお手当を渡しません」という場違いなポエムを書いたり、「モデルと付き合っていました」とか、過去の栄光にすがり続けている男性はどれほどダサいかわかりますか?
心のつながりとか崇高な考えを持つ男性に限って、初回から大人の関係を求めてきます。
いや、心のつながりを大事にするなら、パパ活女子たちを「お手当なしでも好きなので一緒にいたい」と思わせてください。
モテモテでイケイケですか?「お手当を渡したくないけど大人の関係は早くしたい」これがどれほど矛盾しているかわかりますか?
「いや、デートは高級レストランや高級ホテルに連れて行っています!」と思われるかもしれませんが、多くのパパ活女子は、「お金を使うなら、普通の場所に行っても構わないので、その差額を私にお手当として渡してほしいと内心思っています。
なんだかんだ現金のお手当が一番嬉しい
ほとんどのパパ活女子が口にしませんが、現金のお手当が一番嬉しいのです。
彼女たちは「素敵な年上の男性と出会い、経営者さんのお話を聞きたい」と言っていますが、それは建前です。
実際には、「現金のお手当が欲しい」というのが本音です。
私も、現金のお手当を求めにくい場合は、プレゼントを狙った方が良いとアドバイスしていますが、お金を多く要求しすぎて、男性を不快にさせないように、本音と建前を使い分けているのです。
多くの年下の女性から、そこまで気を使われていることに気づいてください。
「女の子も俺に惚れてるからお手当いらんだろ」と思っている方がかなり多いですが、これは非常に危険な考えです。
その逆に言えば、パパ活男性の皆さんは、20代の頃に40代の女性と進んでお付き合いしようと思いますか?
パパ活女子たちも、そのような気持ちかもしれません。
パパ活女子の皆さんは、自分のことを客観的に見られない脳内のお花畑のようなおっさんの自慢話を聞きながら食べるご飯を楽しんでいると思いますか?
地位や名誉、お金があるからモテていると思っていますか?
そうではありません。
実際には、地位や名誉はあっても、パパ活アプリで女の子を探さなければならないほどモテていません。
お手当を渡さないとモテないことをいい加減気づいてください。
スマートにお手当を渡しましょう。
もちろん、お金だけの繋がりが嫌だという男性の気持ちもわかります。
もしどうしても現金のお手当で風俗感がするのであれば、終電前にタクシー代を多めに渡したり、プレゼントを買ってあげたり、家賃を出してあげるなど、女の子の経済的負担を軽くするためにお金を使ってあげることもできます。
パパ活女子も男性にも予算があることは承知しています。
ですが、上手にやりくりすれば、1回のデートで5万円を使っても、パパ活女子を喜ばせることは可能です。
お金だけの関係が嫌なら、女性が喜ぶデートを演出することも大事です。
お手当の希望を聞いてしまう
女性にお手当を希望するのについて尋ねることは、パパ活女子の多くがお手当を目的としてやっているため、理解できる気持ちですが、実際に男性からそれを尋ねることはあまりありません。
パパ活女子の立場で考えると、そのようなことを尋ねられて回答が難しいのは理解できますよね?
お手当を決める際は、男性から「お食事だけであれば〇〇円程度、大人の関係があれば〇〇円程度を考えています」と伝えることで、女性側からも感謝されるでしょう。
お手当の減額は最悪
お手当の金額を減らすことは最悪です。
お手当の金額を伝えたら、それを減らすことは絶対にしないでください。
黙ってお手当を減らされると、女性は男性側に対して信用を失います。
もし事前にお手当の額を提示して、実際に会ったときに、自分が想像していたお手当と異なる子だと思ったら、値切ることなく、遠回しに断るようにするのがよいでしょう。
また、おつきあいが長くなると、男性が「もうお手当なくてもいいでしょ?」と勘違いして発言することもあります。
このような発言は、パパ活女子からすると「せっかく気持ちを考えて楽しい時間を演出しているのに、なんで勘違いするの?」と感じるでしょう。
それと同じです。一度約束したお手当は必ず守り通して、たまには多めに渡すことで、仲良くお付き合いすることを心がけましょう。
時間にルーズ
約束したデートやその他のスケジュールに、毎回当たり前のように遅刻したり、急なリスケで振り回したりしていませんか?
男性側から見ると、経営者で忙しいためにドタキャンやリスケは仕方がないと思われるかもしれませんが、パパ活女子も、パパとのデートのために仕事のスケジュールを調整したり、友人からの誘いを断ったり、パパのために時間を割いていることを理解してください。
もちろん、パパ活女子は、パパ活男性の皆さんが忙しい中でも、デートの時間を作っていることを重々理解しています。
ただし、予定の変更が頻繁にあるパパ活男性は、その点の配慮もしっかりするようにしましょう。
特に、初めて会う日にドタキャンをすると、冷やかしだと思われる可能性が高いため、できるだけドタキャンをしなようにしてください。
また、予定の仮押さえだけしてギリギリまで確定させない男性もいますがこれも女性が嫌がることなのでやめましょう。
今から会えないという誘い方は危険
今から会えない?という誘い方は危険です。
このような誘い方をする男性は多いですが、女性への配慮ができていません。
男性はすぐに着替えて外出することもできますが、女性はお化粧や髪の毛のセットなどをするのに時間がかかります。
それも男性とのデートの場合はさらに準備に気合を入れてしなければなりません。
少なくとも前日に予定を聞いてあげるようにしましょう。
終電を過ぎる際にも配慮は必要
また、終電を過ぎる場合は、女性が明日の予定を確認するようにしましょう。
終電を過ぎそうなタイミングで、女性が「そろそろ終電ですから」と言っているのに、「タクシー代を出すからもう少し一緒にいよう」といったようにしていませんか?
一般的にタクシーを使わない人にとっては、終電は時間の区切りです。
その区切りを理由にして「明日仕事が早いから帰ろう」と思っているかもしれません。
そういう時は、女の子の次の日の予定を聞いた上でもう少し一緒にいれないか確認するようにしましょう。
詮索やガチ恋
パパ活はある種の非日常を楽しむものだと思います。
パパ活女子が会っている時以外には、何をしているのかということを気にするかもしれませんが、詮索することで女性から嫌われることもあります。
家や職場や学校などを詮索
出会って間もない段階で、家や職場や学校について詮索するのは、パパ活女子からすると、とてもストレスがかかるでしょう。
それは、まだ男性がどのような人かわかっていないし、あるとしたら、女性の生活を脅かすような存在になるかもしれないからです。
女性の個人情報を知りたいなら、まずは、男性が名刺を渡して、自分の会社を知ってもらうぐらいの気持ちであることが必要です。
その上で、何度かデートをすることで、信頼されれば、女性から自然に話してくれるようになるはずです。
また、ハイブランドのプレゼントを購入したときに、カスタマーサービスを受けるために、個人情報を登録することがあるかもしれませんが、女性が住所を書いているときは、少し離れた席に座ることが礼儀的です。
決して、書いているところを覗き込んだりしないようにしましょう。
初回から車に乗せようとする
車で移動することは、男性からすると普通のことかもしれませんが、女性からすると、初めて会う男性の車に乗ることは、非常に不安です。
初回で車に乗って、殺されるような事件もありました。
初回の顔合わせでは、車を駐車して、待ち合わせ場所から歩いて行ける場所でデートするようにすると良いでしょう。
土地柄で、車で移動しなければならない場合は、女性に確認するようにしましょう。
また、車で女性を家に送るときの注意点としては、前に述べたように、女性が自分の家を知られるのが嫌いな子が多いです。
そのことを配慮して、「最寄り駅や最寄りのコンビニの前などでおろそうか?」と提案してあげることで、女性の信頼を得ることができます。
俺だけにしてくれと迫る
男性からすると、心配なのは、支援しているパパ活女子が、他にもパパがいるのではないかということです。
私の経験上多くのパパ活女子は、お手当を桁外れに支払ったり、「本当に」にぞっこんじゃない限り、他のパパも探していることが多いです。
それを受け入れられずに、「俺だけにしてくれ」と言うのは、パパ活女子にとって、とても困ることです。
パパ活女子からすると、パパ活男性は、既婚者も多く、自分が一番になることはないと思っているので、お手当てで線引きしているのです。
パパ活男性のみなさんも女性から「奧さんと別れて私と付き合ってくれ」なんて言われたら困りますよね?
本当に自分だけにして欲しいなら言葉で縛るのではなく、態度や誠意でパパ活女子が他の男性に目もくれなくなるようにすればいいだけです。
避妊しない
男性の中には、生でしたいと考える人が多いようです。
どれだけスマートに振る舞っても、このような行動をすることで、パパ活女子からのあなたへの評価は地に落ちます。
また、ピルを飲めば生でしてもいいと考える男性もいるようですが、それはパパ活とは言えません。
そういう考えしかできない男性は、風俗に行けばよいと思います。
スマートなパパ活を目指すのであれば、コンドームは必ず用意するべきです。
シティホテルには避妊具がないこともあるので、必ず用意するようにしましょう。
さらに、シティホテルで避妊具がないことを理由に、女の子から避妊具を求めるようなことは、決して恥ずかしいことです。そのようなことは、絶対にしないようにしましょう。
パイプカットという苦しい言い訳
「俺はパイプカットしているから妊娠することはない」という理由を用いて、生でしようとする男性がいることはよくあります。
しかし、パイプカットは生でしていい理由にはなりません。
中学校の時の保健体育の授業で学んだことを、男性たちは忘れているかもしれませんが、コンドームは性病の予防効果もあります。
つまり、パイプカットしていても、性病のリスクがあるので、コンドームを使わなければなりません。
避妊をしない男性は、「避妊しなくてもいい」という女性と関係を持ちます。
そして、「避妊しなくてもいい」という女性は、他の男性とも避妊をしません。
このことを考えると、性病のリスクが非常に高いことがわかります。
まともな思考を持つパパ活女子からすれば、避妊をしない男性は、「性病のリスクが極めて高い危険な相手」であると考えられます。
そのため、パパ活のマナーとして、万が一性病にかかってしまった場合に、自分とパパ活女子の人生を壊しかねないことを理解し、避妊をするようにしましょう。
俺様感が強い
パパ活女子の方と話をしているとレストランやその他の場所で、店員さんに対して横暴な態度をとる男性がよく話題になります。
このようなパパ活男性を見ると、多くの人は幻滅してしまうと言われています。
パパ活女性は、同年代の男性にはない落ち着いた振る舞いをできる紳士的な男性を望んでいます。
また、デート中にパパ活女性に対して横暴な態度をとることは、望ましいことではありません。
そのような行動をとると、「お手当てをもらうために仕方なくおつきあいする人」に格下げされることになるので、注意する必要があります。
モラハラは絶対にダメ
食事の会話や日常的な言葉使いで、女性を傷つけることがあります。
特に、ビジネスで成功した男性であるパパ活男性からすれば、パパ活女性にアドバイスをしたいと思うかもしれません。
しかし、そのアドバイスが実は女性を傷つけることもあるので、注意することが大切です。
例えば、パパ活女性が「私は東南アジアが好きで、その地域の雑貨を集めた雑貨屋さんを開きたい」と夢を語ったとします。
それに対して、男性が「雑貨屋さんは儲からない。もっと稼げるビジネスをしよう」と言ってしまうと、女性の夢を否定することになります。
男性と女性は、会話で求めるものが異なると言われています。
男性は会話の中で結果を出すことを意識しがちですが、パパ活男性はその傾向がさらに強く、的確なアドバイスもできるかもしれません。
一方、女性は会話で共感や同意を求めることが多いです。
このような食い違いが、知らず知らずのうちに女性を不満にさせることもあります。
「お手当を渡しているのに、ここまで気を使わないといけないの?」と思うかもしれませんが、パパ活はキャバクラや風俗と違い、女性にも男性を選ぶ権利があることを忘れてはいけません。
女性から人気がある男性はたくさんいるので、女性が一緒にいて楽しくないと思われると、男性は女性を離れてしまいます。
そうならないためにもパパ活女子に一緒にいて楽しかったと思ってもらえるような立ち振る舞いをしましょう。
まとめ
この記事では、知らないうちにパパ活女子がモヤモヤ感じることを解説してきましたがいかがだったでしょうか?
ビジネスでは結果を出してきた男性だからこそ、疑似恋愛ではあるもののパパ活での女性との接し方はうまくいかないと痛感する方もいるでしょう。
そういった駆け引きも楽しめるのがパパ活の魅力だと思うのでぜひ頑張ってください。